ADHDの息子が「チャンスをもらえた日」――先生たちの言葉に救われた

学校とのやりとり・支援級

チャンスを与えられた日、小さな一歩に感動

週明けの月曜日。土日を挟んで、私は担任の先生に「プール再参加の件は先生の口から伝えてほしい」と連絡帳でお願いしていました。

本当は、プールの準備をして登校しなきゃいけなかったけど…
準備を見られたらきっと

「え?オレ、プール禁止じゃなかったの?」

と聞いてくると思って、こっそりカバンに忍ばせておきました。

ADHDっ子育児、“何もない日”はレア

「今日も何も起きませんように」
そう祈って送り出すのが日常。だけど、本当に何もない日は、実はなかなかないんですよね…。これはADHDっ子を育てているママあるあるかもしれません。

帰宅した息子の、第一声にびっくり!

「プール復活しました!!
チャンスをもらって、また入れるようになりました!!」

本人、めちゃくちゃ嬉しそうに報告してくれました。

私は知ってるけど、知らないふりをして
「えーー!?なんで!?何があったの!?」と驚いてみせました。

すると息子は

「5人の先生が、“ひでちゃんも参加させたい”って言ってくれたらしい!」

(どの先生かもちゃんと教えてくれました😊)

努力を見てくれてる人は、ちゃんといる

この日は息子の誕生日の翌日だったこともあって、本人の喜びは倍増。

私は息子に伝えました。

「よかったね!普段からひでがたくさん頑張ってるのを見てくれてる先生たちが、
“きっとできる”って信じてくれてたんだと思うよ」

すると息子は、

「がんばらなくちゃ!」

と、気合を入れていました✨

成長は、ちゃんと続いている

本当に、息子はよく頑張ってる。

  • 保育園時代と比べて、我慢できることが増えた
  • 感情のコントロールも少しずつできるようになってきた
  • 衝動的な行動のあと、自分で「いけなかった」と気付けるようになった

目立たなくても、地道に続けてきたことが少しずつ実を結び始めてる。

焦る気持ちもあるけれど、やっぱり私たちは
スモールステップで、一歩ずつ前に進んでいくしかないんだと改めて思いました。

いつも応援してくれる先生方や、見守ってくれる周りの方々に感謝して…
また明日も、一緒に前に進もう。

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