言葉が少ない子の問題行動には理由がある?〜我が家の対応と効果的だった工夫〜

癇癪・感情コントロール

言葉が少ない子の問題行動には理由がある?〜我が家の対応と効果的だった工夫〜

保育園時代の息子は、発語が遅かった割に、突然ベラベラ話すようにはなったけれど、

“自分の気持ちを話す”

これは全然できなくて。

言えたとしても、「イヤ」くらい。

もちろん、年齢的にも「なぜイヤなのか?」は大人が汲み取る必要があって、
それが伝わらないと、息子は癇癪を起こして暴れてしまう——。

そんな毎日が当たり前のように続いていました。

言葉が出ない=問題行動じゃない

息子にとっては、「伝えられない不安」「わかってもらえないつらさ」が行動になって出ていたんです。

だから私が考えたのは、
どうしたら少しでも“伝えられるように”なるかということ。

はじめに取り入れたのは“ジェスチャー+代弁”

今思えば、視覚支援(絵カードなど)を使えばよかったんだろうけど、
当時はまだ「発達障害」という言葉すら知らない状態。

私は、息子の表情やしぐさを読み取って、代わりに言葉で代弁することから始めました。

ジェスチャーを交えながら、「こういうこと言いたいのかな?」「こう思ったのかな?」と
何度も何度も確認しながら伝える。

それを根気強く続けていった結果——

少しずつ「気持ちを言葉で伝える力」が育っていった

今では、息子なりに自分の気持ちを言葉で説明しようと頑張っています。

もちろんまだまだ「どう伝えていいか分からない」場面もあるけれど、
そんな時は今も、噛み砕いてゆっくり説明したり、
「こう言えば伝わるよ」という言い方を一緒に確認しています。

伝えられないことで悩んでいる子は、たくさんいる

問題行動の裏には必ず“理由”がある。
それに気づいて、小さなステップでも「伝える体験」を重ねることが大切だなと感じています。

過去の私のように、
「どうしたら伝えられるようになるの?」と悩んでいる方に、
少しでもヒントになりますように。

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