ADHDの息子と学びの工夫【後編】 苦手だった漢字が「好き」に変わるまでの春休みミッション

成長・できたこと記録

春休みの課題に向き合う

1年生最後の3月、先生から「カタカナも漢字も間に合っていない」と伝えられました。春休み中には、漢字ドリルやテスト、書写など大量の課題が出され、「終わらなくてもいいから進めてほしい」と言われました。

漢字ミッションの始動

漢字もカタカナと同様、息子にとっては苦手意識が強いものでした。なので、まずは知っている漢字を自由に書かせて把握するところからスタート。「苦手」より「できる」の体験を増やし、自信を育てる作戦です。

作戦:知っていることから始めて自信をつける

「書ける漢字から始めて、徐々に習った漢字へ」というステップを意識して進めました。苦手意識が強い音読み・訓読みの違いも、まずは日常で使う言葉から優先して学習。

癇癪予防と事前予告の工夫

「今日はちょっと難しい漢字が登場するかも」と、ミッションの難易度を伝えておくことで癇癪を予防。怒り出す前に心の準備を促す作戦が功を奏しました。

少しずつ成果が見えてきた

毎日の積み重ねの中で、息子は「漢字が好き」と言えるようになり、病院の待合室などでも紙に漢字を書いて自信満々に披露することも増えました。
忘れることはあるけれど、「また書けばいい」と前向きな姿勢も見られています。

苦手を「できた!」に変える工夫

人の倍の量をこなさないと身につかないかもしれない。それでも、「やった分だけ力になる」と信じて、息子の“できた!”体験を積み重ねていきました

まとめ:漢字嫌いを克服するために

  • 知っている漢字からスタートし、自信をつける
  • 苦手な内容は事前に予告して癇癪を予防
  • 毎日取り組める仕掛け(ミッション化やご褒美)を作る

どんな子にも得意・不得意はある。
「できない」ではなく、「どうやったらできるようになるか?」を一緒に考えることで、親子で乗り越えていける道が見つかるかもしれません😊

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