放デイのマック体験で見えた成長|癇癪を起こさず感情をコントロールできた息子
先日、息子が通う放課後等デイサービス(放デイ)でイベントデーがありました。
内容は「マクドナルドで自分のお昼を買って、みんなで一緒に食べよう!」というもの。
発達障害(ADHD)の息子にとって、初めての「自分で注文して買う」体験。
楽しみにしていたのは、もちろんハッピーセットのおもちゃ。
特に「ジョブレイバー」が欲しくて、それを目当てにワクワクしていたんです。
販売終了の現実にショック
でも、当日…。
残念ながらジョブレイバーは販売終了していたそうで、
息子はお店で別のおもちゃを告げられた瞬間、頭が真っ白になってしまったようです。
注文のときには、ショックで言葉が出なくなり、
思わず「ワシャワシャワシャ!」と髪をかきむしるような行動をしたとのこと。
その後、先生に声をかけられて我に返り、なんとか注文できたそうです。
事前の声かけで癇癪は回避できた
私が事前に息子と話していたのはこの3点:
- 販売終了の可能性があること
- 別のおもちゃになる可能性があること
- その場合は絵本や図鑑を選ぶのもアリということ
この話は、前夜・当日の車中・駐車場で3回繰り返して伝えました。
さらに放デイのスタッフさんも、出発前に息子へ直接説明してくださっていたそうです。
(こういう事前対応、ありがたいですよね✨)
帰宅後の会話から見えた「がんばり」
帰宅後、本人に理由を聞いてみました。
私:「どうして頭をワシャワシャワシャってやったの?」
息子:「楽しみにしてたのに、あおむしとよくわかんないおもちゃって言われて…ムキー!!ってなったけど、怒るの我慢するために頭かいたんだ。」
私:「我慢できたのはすごいね!注文に時間かかったのはどうして?」
息子:「ショックで何頼むか忘れちゃってたけど、メモ見て思い出して頼んだよ!」
…と、自分の言葉で気持ちや行動を説明してくれたんです。
親として嬉しかったこと
正直、癇癪を起こさなかったことだけでも驚きでした。
さらに、自分で感情をコントロールしようとしたなんて、成長だなぁと。
周りから見るとちょっとびっくりする行動だったかもしれません。
でも、彼なりに「どうにか抑えよう」と頑張っていたことがわかって、私は嬉しかったです。
放デイへの感謝と、これから
こういう経験を“イベント”として用意してくれる放デイにも感謝。
夏休み中の放デイイベント、親子で楽しみにしています!



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