「預けたくても預けられない」現実|発達障害児ママの夏休みの葛藤
7月はなかなか更新できずにいましたが、
今日はちょっと悔しい出来事があって、
書かずにはいられなくなり、隙間時間に綴っています。
目次
預けたいのに預けられない
息子や娘の預け先や頼れる人が近くにいないと、
やりたいことすら叶えられないんだなぁ…と痛感する日々。
「急に子どもを預けたい!」
そんな場面が来ても、預けられない。
娘は人見知り&後追いが全開で、泣き止まない。
(これはもう、ある程度泣かせるしかないと割り切ってるけど…)
でも、息子はちょっと事情が違う。
発達障害児ならではの悩み
発達障害があることで、放デイ以外の場所に預けるのが本当に難しい。
そして私の中にも、不安がつきまとう。
- 他害をしてしまわないか?
- 迷惑行動をしないか?
たとえ息子のことをある程度知ってくれている人に預ける場合でも、
「本当に大丈夫かな?」という気持ちはいつもついてくる。
「子どもを預けるのに不安になるのは、みんな同じじゃない?」
そう思われるかもしれない。
でもこれは、“他害の可能性がある子”を育てている親にしかわからない、
特有の不安なんじゃないかな…とも感じている。
「預けられない理由」がこんなにある
預けられないのを「言い訳」にしているわけじゃない。
現実として、本当に“難しい”のだ。
同じように感じているお母さん、きっとたくさんいるはず。
そして、今は夏休み。
突発的な予定があっても、放デイは対応してくれない。
働いていなければ学童も利用できないし、
「利用したい」と思っても断られるケースもある。
これが、発達障害のある子どもを育てる親のリアルな現実。
▼「預けられない」理由は本当にたくさんある。
- 実家が遠くて親に頼れない
- 親が発達障害への理解がない
- 気軽に頼めるママ友がいない
- ファミサポは不安が大きい
- シッターは高額で金銭的に厳しい
- 預けるなら夫に相談しないといけない(それも気が重い)
こんな風に、いろんなハードルが積み重なって、
「子どもを預けること」さえ簡単じゃない。
だから私は働き方を変える
だから私は、
「発達障害のある子を育てるお母さんが外で働けない理由」
を改めて実感した。
私自身も、だからこそ働き方を見直そう!と思い始めたし、
パートに出たくても出られずにモヤモヤしているお母さんたちがたくさんいるのも、
当然のことだと思う。
同じように悩むお母さんへ
「預けてみなきゃわからない」
「一度預けてみたら?」
「意外とどうにかなるよ」
──たしかに、そう思う人もいるかもしれない。
でも、それができないから悩んでるんだよね。
過去に「預けて失敗した経験」があるから、
怖くてもう一歩が踏み出せない。
そういうお母さんたちも、たくさんいる。
そしてそのたびに、傷ついたり、泣いたり、
仕事をあきらめたり、夫婦ゲンカをしたり…。
「ただ子どもを預ける」
その一歩さえ、簡単じゃない。
そんな現実に、今日またぶつかって、悔しくて泣きたくなった。
発達障害児を育てているお母さんたち、
今日も本当にお疲れさまです。



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