発達検査の結果、ADHDと診断された日|ホッとした気持ちと、揺れた心の記録

発達グレー育児のリアル

検査結果が出た日のこと

支援級を利用するにあたって、診断書が必要になり、改めて発達検査を受けることになった。

その前の検査では、「発達障害グレーゾーン」という結果。

今回は、保育園の先生にも協力していただき、問診票を書いてもらった上での再検査だった。

病院に問診票を提出する際、先生の許可をいただいて内容を見せてもらった。

そこには、「どんな場面で」「どんな困りごとが起きるのか」まで、本当に細かく丁寧に書かれていて、日々息子を見てくれていた先生の想いが伝わってきた。

その一つひとつに、感謝の気持ちでいっぱいになった。

診断結果は「注意欠如多動症(ADHD)」

問診票と検査結果を踏まえた診断は、注意欠如多動症(ADHD)だった。

驚きよりも先に出てきたのは、「あぁ、やっぱりか」という気持ち。

最近は「発達障害」という言葉ではなく、注意欠如多動症という名称で伝えられることも増えていて、先生からは

「病気というより、特性として捉えられるようになってきているよ」

そんな話も聞いた。

それを聞いたとき、なぜか少しホッとした自分がいた。

診断されて感じた、正直な気持ち

診断がついて、

  • ホッとした気持ち
  • やっと分かった、という感覚
  • それでも消えない不安

いろんな感情が入り混じっていた。

前日の投稿で書いた「息子自身のしんどさ」についても先生に話してみると、

「本人が“つらい”と感じているなら、お薬も選択肢として考えてもいいかもしれないね」

そんな言葉をもらった。

同時に、

「投薬を嫌がるお父さんも多いから、もし使うなら、しっかり話し合いが必要だよ」

とも言われた。

薬について、夫婦での考えの違い

夫は薬には反対。

私は、できることなら使わずに済めばいいと思っている。

でも、息子が毎日「つらい」と感じているなら、助けとして薬を選ぶのも一つの方法だと思っている。

就学後は支援級を利用する予定で、「まずは環境が変わってから考えてもいい」と先生は言ってくれた。

薬が良い・悪いではなく、この子にとって、今なにが一番楽に生きられるか。

それを軸に、夫婦で話し合って決めていこうと思っている。

この日の備忘録として

  • 薬を使う場合:種類にもよるが、通院は最低でも月1回
  • 薬を使わない場合:状況により3ヶ月〜半年に1回の通院

家庭で意識すること

  • 怒りすぎない、叱りすぎない
  • 否定ではなく、肯定する言い方を意識する
  • 見通しの立つ声かけ(絵カードなど視覚支援も◎)
  • できたことは、言葉にして伝える
  • 力加減は“見える化”して伝える

今の私から、あの頃の私へ

この記事を書いたのは、今から2年前。

診断名がついたことで、「やっぱりか」という気持ちと、「やっとこれで前に進める!」という気持ち、そして「どうしていけばいいんだろう?」という不安がいっぺんに押し寄せてきて、「これで合ってるかな?」と何度も自分に問いかけていた。

でも今は、「これでよかった!」って、はっきり自信を持って言える。

診断は、子どもを枠にはめるためのものじゃない。親子が少しでも楽に生きるための、ツールみたいなもの。

ゴールじゃない。そこからが、スタートなんだ。

正解はひとつじゃない。薬を使う、使わないも、支援級を選ぶ、選ばないも、どれも間違いじゃない。

ただ、選ぶときに大切にしたかったのは、「我が子の未来に、どんな影響があるか?」ということ。

私は、息子には今が大変でも、この先、生きていく中で必要以上に苦労しないで済むように、今、しっかりと基盤を作ってあげたいと思った。

いつか私たち親の手を離れても、自分の足で生きていけるように。その準備を、今から始めたかった。

あのとき必死に悩んでいた私へ。ちゃんと、前に進めているよ。

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