発達障害の子が6月に荒れる理由と効果があった3つの対処法【小学生・ADHD】

癇癪・感情コントロール

発達っ子が6月に荒れる理由とは? ~“魔の月”を乗り越えるヒント~

4月に始まった新学期。
そろそろ新しい環境にも慣れてきて、落ち着く頃…のはずが。

わが家の息子は5月末から落ち着きがなくなり、ソワソワ…。
問題行動が増え、週に3回も学校から電話がかかってくる日々です。

6月はまさに、“魔の月”。

特に発達障害や発達グレーゾーンの子どもたちは、この時期に大きく崩れやすいんです。

荒れやすくなるのは、なぜ?

理由は意外にもシンプル。

「環境に慣れてきたから」なんです。

新しい環境に適応しようと必死だった4月~5月。
張りつめていた緊張感が、6月には少しずつゆるんできます。

すると…

  • 指示が入りにくくなる
  • 反抗的な態度が出やすくなる
  • ふざけたり、ルールを無視しがちになる

こうした行動が増え、「どうしてこんなことをしたの?」と叱る場面も増えがちに。

注意される → 気分が乱れる → また荒れる…
この悪循環に入りやすくなるのが、6月の特徴です。

実際のわが家の様子は?

うちの息子もまさに、荒れモード真っ最中。

とくに5月に運動会があった学校は、心身の負担が大きく、6月の不安定さが加速している子もいるかもしれません。

(この話もまた別の記事で書こうと思います!)

“魔の月”を乗り切る3つのポイント

たくさん調べて試行錯誤しながら、息子に効果があった方法を紹介します。

① 不安定になっている理由を“まず聞く”

「なにが嫌だった?」
「どんな気持ちだった?」

言葉にするのが難しい子には、
「怒ってたの?」「困ってた?」など、
こちらから選択肢を出して聞いてみると◎

② 気持ちに共感する

「そうか、そうだったんだね」
「それはイヤだったよね」
…など、共感のひと言が子どもの心を和らげます。

③ 安心できるスキンシップを忘れずに

この2つをしたあと、息子は必ず甘えてきます。
抱きしめたり、背中をトントンして「大丈夫だよ」と伝えることで、
スーッと落ち着くことが多かったです。

おわりに:個性を知れば、対応が見つかる

すぐに落ち着く子もいれば、
何度も繰り返してやっと効果が出る子もいます。

すべての子に当てはまる方法ではないけれど、
「6月は荒れやすい時期だ」と知っておくだけで、少し気持ちも楽になるはず。

あなたの子育てが、少しでもラクになりますように。
そして今日も、がんばるママたちにエールを送ります!

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